兄弟姉妹関係を築くために大切な親の行動

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兄弟姉妹って大事な関係なんだよ。性格や将来にも影響するんだよ。
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の子にも色々な経験をさせて、下の子たちも尊敬できるような環境を作るのが大切だよ。

兄弟姉妹同士の関係は、性格や人生の進路に影響を及ぼすことがあります。

手間や我慢を強いられることもあるかもしれませんが、お互いを尊重しながら健全に成長するためには、どのような親の行動が必要でしょうか。

上の子のプライドを重視する

長子はしばしば親の期待を背負う立場に置かれることがあります。

また、次に下に生まれた子との役割の変化や、下の子とのケンカにおいて「お兄ちゃんなのに弟(妹)と同じことをするのはおかしい」とか「お姉ちゃんなのにそんな言い方はしないでほしい」といった言葉を聞かされるかもしれません。

筆者自身は3人兄弟の真ん中であり、家族には5人(男4人、女1人)の子供がいますが、上に掛ける負担やプレッシャーはなかなか大変なものだと感じます。

親としては、親の意向が大きいかもしれないけれど、一番上の子には自然と色々な経験をさせているし、上の子育てには常に全力で向き合っているつもりです。

しかし、子供にとっては「だから一番上でよかった」とは感じないのです。

上手く言われずに甘える下の子たちを見ていると、単純にうらやましくなることもあるようです。

もし上の子に「上の子らしくしてほしい」と思うのであれば、まずは上の子のプライドを大切にし、下の子たちも上の子に尊敬の念を抱けるような環境を作ることが必要です。

「年齢なんか関係ない。

上の子は上の子であり、下の子は下の子であり、それぞれの立場や役割がある」という意識を持ち、兄弟姉妹の関係を育むようにしましょう。

上の子にはたくさんの責任とプレッシャーがかかっていることを理解し、彼らの成長や自己実現のためのサポートをすることが重要です。

同時に、上の子を特別な存在として認め、下の子たちにも兄姉への敬意を持つ環境を作ることができれば、兄弟姉妹間の認め合いや連帯感を育むことができるでしょう。

きょうだいげんかを控えめに受け止めよう

我が家の子どもたちを見ていると、仲良く笑いながら2階に上がっていった子どもたちが、わずか5分もしないうちに激しいけんかをしながら降りてくることがあります。

しかしそのけんかの後、15分もしないうちにまた笑いながら遊んでいたり……。

このようなきょうだいげんかには、じゃれ合いや遊びの要素も含まれているのです。

もちろん、親がもっと厳しく注意をする必要がある激しいけんかもあるでしょう。

しかし、あまりにも小さなことに敏感に反応しすぎてしまうと、子どもたちの自由な交流を妨げてしまうことになりかねません。

ですので、きょうだいのげんかを控えめに受け止め、大人が常に介入する必要はないと考えましょう。

きょうだいで何かに取り組む経験を

きょうだいの関係において、上の子と下の子の扱いが異なると感じさせられることがあります。

時には、上の子に同情的な態度で接し、「下の子たちなんか気にしなくていいよ」と声をかけることもあります。

しかし、その後で、「どうせあっちの味方なんだ」と上の子に言われることもあります。

親が「年上なんだから」という見方をする一方で、子どもたちは自分が認められることを大切にしています。

同様に、下の子に対しても特別扱いすることなく、一定の配慮が必要かもしれません。

親が兄弟間の争いを裁いて解決しようとすると、どちらかの子に不満が残り、事態は収束しない場合が多いでしょう。

そのため、お互いの言い分を真摯に受け止め、双方の感情を落ち着かせるためにも、お互いに話し合う機会を設けることが大切です。

子どもたちがそれぞれ異なる個性を持つ独立した存在であることを認識することも重要です。

平等に接するということは実際には難しいものですが、親は「みんなに同じ愛情を持って接している」と感じています。

しかしながら、子どもたちはそれぞれ異なる個性や特徴を持っており、むしろ自分の個性や存在が認められることを求めています。

子どもたちが自分自身を認められるような環境で成長できれば、きょうだい同士の関係も改善される可能性があります。

自分自身の個性が認められることで、他の兄弟の存在も尊重できるようになるのです。

また、兄弟が共同で何かに取り組む経験をさせることも、それぞれの個性を見い出し、発揮するために有効です。

例えば、一緒にレジャーの計画を立てる、料理を共同で作る、一緒に買い物に行くなどの機会をつくることが大切です。

特に小学生以上の子どもたちに対しては、共同で何かに取り組む機会を積極的に与えてみると良いでしょう。

きょうだいの関係を大切にしよう!

きょうだいとは、運命的に出会った仲間です。

彼らと一緒に過ごす中で、お互いの素晴らしいところを見つけることがあります。

兄や姉、弟や妹といえば、時にはイライラする瞬間もあるかもしれませんが、子どもの時期に共有した経験や一緒に見た景色を大人になっても一緒に振り返ることができるのは、本当に素晴らしいことです。

ですから、親としては子どもたちの関係をサポートし、彼らがお互いを敬い合えるようにしていきたいですね。

彼らが将来、きょうだいの絆を大切にし、共に歩んでいけるように、私たちのサポートが必要なのです。

 

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