子供と決めよう:迷子になった時のルール

ナビゲーター
ナビゲーター
親がどこかにいるのに気づかなかったら、その時は冷静になることが大切なんだよ。パニックになって走り回るのはよくないんだ。それじゃ親も見つけにくくなっちゃうし、気が付くと遠くに行っちゃうこともあるから注意だよ。
ナビゲーター
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まず、その場で静かに待つことなんだ。親が絶対見つけに来るから、焦らずに待つことが大事だよ。

親が見つからなくなった時には動かない

もしも親がいないことに気づいたら、まずは冷静になりましょう。

パニックになって走り回ると、親も見つけにくくなりますし、遠くに離れてしまうこともあります。

親が必ず見つけ出すので、迷子になったらその場で落ち着いて待つことを心がけましょう。

特に屋外で雨が降り出したりすると、一番近くて安全な場所で待つようにしましょう。

親が探しに来るまでじっと待つことが大切です。

親は必ず見つけ出すことを子どもに伝えましょう。

また、普段から「悪い子は捨てちゃう」といった脅し言葉を使わず、親子の信頼関係をしっかり築くことも大切です。

近くの大人に助けを求める

もしも人通りのある場所で親とはぐれてしまった場合は、近くの大人に助けを求めるように伝えましょう。

事前にシミュレーションをしておくと良いでしょう。

子どもに「どんな人が助けてくれると思うか」と尋ねてみましょう。

特におすすめは「おばちゃん」と「おばあちゃん」です。

なぜなら、子育て経験があり、子どもと接する機会が多いからです。

もしも「おばちゃん」や「おばあちゃん」が近くにいなかった場合でも、大人なら誰でもいいので助けを求めることを忘れずに伝えましょう。

また、どうやって助けを求めるかも一緒に考えてみましょう。

子どもが迷子になった時に対応する方法

子どもが迷子になってしまった場合、子どもが理解しやすい表現方法を使いましょう。

例えば、「ママとはぐれました」とか、「ママがいなくなりました」とか、「迷子になりました」と言わせ、子どもが伝えた内容に対しては、「わかりました。

一緒にママを探しましょう」と答えてあげます。

子どもにとっては、自分で解決策を見つけることができた成功体験となるでしょう。

また、緊急時のために声に出して練習しておくことで、パニックになってしまい何も言えなくなる心配も減ります。

迷子になった場合の対策として迷子札を持たせる

しかし、子どもはうまく対応できないこともありますし、年齢が小さい場合は伝えることが難しいことも多いです。

そのため、子どもには親の連絡先を持たせておくことが重要です。

腕に取り付けるタイプのものを使い、「お出かけの時にはつける」という習慣を作っておくと良いですね。

また、子どもから一定以上の距離が離れた場合には、親のスマホに警告を送る迷子予防のグッズもあります。

親子で同じ色の服を着る

人混みの場所に行く際には、親子で服の色を合わせることも効果的です。

迷子になった時に目印となる服の色ですが、パニック状態では思い出すことが難しいこともあります。

ですので、事前に親子で同じ色のTシャツなどを揃え、「今日はママと同じ色の服だね」と印象づけておくと良いでしょう。

さらに、目立つ色の帽子をかぶらせることも目印になります。

上記のような準備や対策を行っておくことで、子どもが迷子になった際にはスムーズに対処することができます。

お出かけ前にしっかりと準備をして、安心して外出することが大切です。

不意にはぐれてしまった時の対処法

人混みの中ではぐれてしまわないようにするために、お出かけ前に子どもの写真を撮っておくことは有効な方法です。

なぜなら、探す際に周りの人に協力してもらいやすくなるからです。

集合場所を決めておくことの重要性

人気のある場所では、万が一はぐれた場合でも事前に集合場所を決めておくことが賢明です。

ただし、「ここで待つ」というだけでは不十分です。

なぜなら、子どもがどうやってその場所に辿り着けば良いのか分からなくなることが多いからです。

ですから、第三者でも分かりやすい場所や地標を具体的に共有しておくことが大切です。

例えば、「○○広場の噴水の前に集合しましょう」とか、「この○○というお店の前で待ちましょう」というように説明します。

このようにすることで、迷子になった場合でも恥ずかしさを感じずに、周りの大人に助けを求めることができるでしょう。

再会後の対応に注意しましょう

探し回ってやっと子どもと再会した時、安心感と共に「どこに行っていたの?」「何していたの?」「勝手に歩かないでって言ったでしょう!」と、親が怒りを表してしまうケースは少なくありません。

特に、子どもが平然としている場合はなおさらです。

周りの人々に迷惑をかけてしまったことに罪悪感を持つかもしれませんし、親自身も子どもを心配し続けたことに対する不満やイライラが募っているかもしれません。

しかし、この状況で怒ることは避けましょう。

「無事に再会できて本当に良かった」という気持ちを子どもに伝え、抱きしめてあげることが重要です。

子どもが落ち着いた後になって、はぐれた原因や状況を聞いてみましょう。

もしかしたら、親が知らない理由で子どもとはぐれてしまったかもしれません。

「小さい子が転んで手を貸していたら私が見失ってしまった」といった事情があるかもしれません。

また、子どもがはぐれるのは子どもの「せい」だけではありません。

子どもとの経験を、ただ「親に怒られた」というだけに終わらせるのはもったいないですね。

子どもの不安を受け止めて、自己考察と自信の向上を促す

子どもが心配や不安を抱いているときは、その気持ちをしっかりと受け止めましょう。

彼らに「どうやったら迷わずに戻ることができるか」「どうやったらもっと早く再会できるか」を自分で考える機会を与えましょう。

子どもが親と再び会うために何か行動を起こせた場合は、その積極性をしっかりと褒めましょう。

「助けてください」と声をかけることができたことや、じっと待っていることなどを具体的にほめることで、子どもの自信を高めることができます。

また、助けてくれた人には「ごめんなさい」と謝るのではなく、「ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えることも大切です。

 

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